あるから言えることか

幸福論を唱えるブロガーさんがいる。
ふむふむと納得の話がずらり。
が、一つ気づきがあった。
お腹一杯ではなく、腹八分目が満足の肝だとは昔からよく言われている手臂粒粒
が、そのブロガーさんはどの分野も成功を収め、高い場所からの風景を見た経験があり、腹十分を味わったことがあるから言えることかも知れない。
常に10を求めず、日頃は8で満足せよ、とのこと。
太く短くか、細く長くか。
あらかじめ分量は決まっているように思う。
分量を拡大、伸ばすには、継ぎ足すのは無理かも知れないので薄める?

昨夜、山中伸弥先生のiPS細胞の話をTV番組(NHK.23時?)で見た。
熱い俳優?織田裕二がナビゲーター的な役で出演、クリエイターもコメンテイターで出ていた。
織田裕二が熱く語り過ぎていて、「わかってんの?」とヒヤヒヤ老婆心で見ていた。
山中伸弥さんが、ニコリともしない、淡々とした無表情で語っていただけに、余計に不安になった。
番組の中でヒートアップするには、よく医学を熟知してからのほうが良い(無難)と感じた美白保濕療程

山中伸弥さんが、ずーっと考え続けていた研究内容を、ふとシャワーを浴びている時に「これだ!」と閃いたというエピソードを披露された。
シャワーが良かったわけではない。
凡人は、真似して煮詰まったらシャワー!!
と、飛びつくかも?
水温は何度、水流の強さ、水質、シャワーヘッドのメーカーも参考にしたりして。
と、これは全く面白くもなんともないダサダサの趣味悪ジョークであるが。

何かの拍子に溢れるということ。
自然な流れ。
逆に、煮詰まったら、最初からやり直すと良いみたいだ。
ある執刀医が、オペ途中でうまくいかなくなったら戻ってやり直すとうまくいく、と言っていたが、執刀医本人以外、患者さんには全くわからない。
(テレビドラマなんかでは、モニター越しに大勢のスタッフが凝視している中で手術が行われているのを見たことがあるので、スタッフにはある程度わかることもあるかも知れないと想像する)
が、結果良ければ全てよし。

熟考すれば、何らかの結果は出るということ。
良い答えか良くない答えかは、後になってわかる。その時はわからないと思う。
歴史を見てもそう。
後付けの意義。意味夾胸檢查
リアルタイムで出した答えと、時代が移った後からの答えは違う。
そういうものだ。
けれど、いずれにしても時は流れる。 
自分が生きている間しか時の声や風には触れられないけれど、自分が知らない未知の世界を残すのもオツかも。